簡単!冷え症対策
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簡単!冷え症対策

 現代人は、ストレスや食生活の変化、クーラーなどで身体を冷やしやすい環境にいます。「冷えは万病のもと」と言われるほど、身体への影響は大きいものです。

冷え症の危険性

 冷えは人の身体に本来備わっている、さまざまな機能を低下させてしまいます。

 病や外傷から回復する治癒力、ウイルスなどの外敵から身を守る免疫力、赤ちゃんを授かる妊娠力、体温や血圧、内臓などの働きを調整する自律神経機能、生命活動を支える酵素の働き、ホルモン内分泌機能など、冷えは身体の働きを鈍くし、あらゆる不調を引き起こすと言われています。

 冷え症は病のはじまりです。冷え症対策で、病に負けない健康な身体つくりをしましょう。meneki_good

体温のしくみ

 まず、体温のしくみについてお話しします。

 人の体温はどこでつくられているのでしょうか?

 体温は内臓(肝臓、胃腸など)や筋肉、脳など身体の中で作られています。そして、熱は血流にのって運ばれ、身体全体を温めています。body_naizou

 一般に、体内温度は約38℃、脇の下は36~37℃です。血液で手や足に運ばれ、末端では28℃くらいになります。

 運動をすれば筋肉が熱を産出し、身体が温かくなります。また、食事をすると身体がポカポカしてきます。これは、肝臓や胃腸などの内臓が活発に働いて、熱を作るためです。

 寝ている時、安静時でも内臓は体温を作り続けています。そして、この内臓の働きをコントロールしているのは自律神経です。自律神経は24時間休まず体温調整を行っているのです。

 では、なぜ冷え症になるのでしょうか?hiesyou_woman

 内臓の働きが悪かったり、自律神経の働きが乱れたり、運動不足で筋肉が衰えたりすることで体内温度は徐々に下がってきます。

 また、手足の冷えは血行が悪くなることが原因です。過度なストレスは血管を収縮させてしまいます。締め付けが強い肌着も、毛細血管を圧迫するため血流が滞り、末端の手足は冷たくなってしまいます。

 外気も皮膚を通して、細かな血管を流れる血液から熱を奪います。特に足元から冷えてきます。

 冷たい空気は下に、温かい空気は上に集まりやすいためです。上半身は温かくても、足元は冷えるのです。暑い夏でもクーラーの効いた部屋では、同じことが言えます。

 また、足はムレやすいため、余計に冷えるのです。

 さらに、首も冷えが入りやすいと言われている部位です。

 足元と首、そして、熱を作りだすお腹を「保温」することは、今すぐ簡単に始められる冷え症対策です。

簡単!冷え症対策

 様々な不調の原因となる冷え症を改善・予防するためには、足元と首、お腹を保温することがとても効果的です。

 手や足の冷えを感じているなら、今すぐ実践してみてください。

◇シルクの5本指靴下で保温

 足は第二の心臓と呼ばれ、足の血行を良くすることは、全身の血液循環に影響を与えます。熱が身体のすみずみに運ばれやすくなります。kekkan_sarasara

 5本指靴下は指を1本ずつ包んで足を保温し、血行不良の解消や冷えによるトラブル防止に効果的です。また、指の間の汗を吸い取り、「足ムレ」「水虫」「外反母趾」にも効果があると言われています。
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 そして、シルクは保温性と吸排出性に優れ、冬は温かく、夏は湿気を放出し、肌を温かく爽やかに保ちます。さらに、シルクは体内の毒素や老廃物を排出すると言われています。

 1つ注意してほしいことですが、夜寝るときは、靴下は極力履かないようにこころがけてください。寝ている時も、体温調節機能は休まず働いています。しっかりと自律神経を働かせることも大切です。

 当院では、冷え症におすすめの5本指靴下を用意しています。シルクと木綿の2層特殊編みで、ほんわかと包まれるような履き心地が感じられます。患者様も使用し、好評をいただいています。

◇足首を保温

 レッグウォーマーで足首を保温することも効果的です。足首からも冷えは入りやすいと言われています。

 薄手のもので良いので、締め付け感が少ないものを選んでください。締め付けが強いと血行不良となり逆効果です。

◇腹巻きで内臓を保温

 腹巻きは昔からある、優れた冷え症対策です。健康維持にも最適です。
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 寝ている時など、安静時にも熱を作りだす内臓を冷やさないことは、とても大切です。

 腹巻きをしている患者様からも、なんだか身体の調子が良い、腰痛が楽になった、などの声を聞きます。一度使うと手放せなくなる、という方もいました。

 子宝にもおすすめです。

 締め付けがなく、汗をかかない薄手のもので良いので、ぜひ一度試してみてください。

◇マフラーで保温

 冬、外出時にはマフラーなどで首を寒さから守ると良いです。
 冷えは首からも入ってきます。pyoko03_iceskate

 首には「風池」、「風府」など「風」がつくツボや、首の下方には「風門」と呼ばれる、カゼの治療に使われるツボがあるほどです。

保温がポイント!

 昔は、住居や暖房設備、服も今ほど便利ではありませんでしたが、経験的に身体の仕組みや冷えと病の関係を理解し、「保温」することの大切さを、感じとっていたと思われます。

 冷え症対策で大切なのは、「温める」のではなく、「冷やさない」ように気をつけること、つまり「保温」なのです。fuyu_atataka

 身体には本来熱を作りだす仕組みが備わっています。

 ですから、温めすぎは身体の機能を乱したり、身体に負担がかかる場合があります。電気シーツやカイロなどで毎日、長時間、体に熱を入れ続けていると、体温調節機能が鈍くなり、自律神経の働きが乱れることがあります。

保温、自律神経の働きを妨げない生活、適度な運動が冷え症には効果的です。

そして、「保温」は今すぐ、簡単に始められる冷え症対策です。

日頃のちょっとした工夫で、冷え症を予防・改善しましょう。

お気軽にお問い合わせください



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