ミトコンドリアを活性化して不妊を解消

ミトコンドリアを活性化して不妊を解消

 ミトコンドリアは、細胞の中にあるとても小さな器官で、活動エネルギーを作り出しています。ミトコンドリアのイメージ図

 卵子子宮内膜も、このエネルギーを使って発育します。

 もし、ミトコンドリアのはたらきが悪くて、活動エネルギーが不足してしまうと、卵子の質が低下したり、子宮内膜が十分に成長できなかったりします。このため、ミトコンドリアの機能低下が、不妊の要因の1つと考えられています。

 ここでは、どうしたら活性化してエネルギーを沢山作り出すのか、わかりやすくお話します。

温かいからだで活性化

 からだの場所によって異なりますが、1つの細胞の中にあるミトコンドリアの数は、だいたい数百~数千個程度です。

 でも、卵子細胞には、10万個ものミトコンドリアが存在しています。たった1つの小さな受精卵が、細胞分裂を繰り返して赤ちゃんに成長するには、それだけ膨大な活動エネルギーが必要になるからです。

 女性は、一生分の卵子を持って生まれてきます。でも、生まれた時から、1つ1つの卵子の中に、10万個のミトコンドリアがあるわけではありません。

 からだの中で温められながらゆっくりと増えていき、思春期を迎える15歳前後までに、およそ10万個になります。

 そして、その作り出すエネルギーを使って、卵子は順番に成熟して排卵を迎えます。

 ここで大切なことは、「ミトコンドリアは、温かい環境の方が、活性化してエネルギーを沢山作り出す」ということです。

 つまり、温かいからだの方が、質の良い卵子が育ちやすいのです。

 また、子宮内膜のミトコンドリア系のはたらきも、妊娠を大きく左右しています。

 体温の高い方が、エネルギーがたくさん作られて、受精卵の着床しやすいふかふかの子宮内膜に育ちやすくなります。

 女性のからだが高温期になるのは、ミトコンドリアを活性化して、受精卵の着床を助けるためでもあります。

 ミトコンドリアに着目すると、「妊娠には温かいからだが大切」ということがよくわかります。

活発にはたらく生活スタイル

 ミトコンドリアが活性化する理想的な体温は、36.5℃~37℃くらいです。

 現代人は体温の低い人が多く、中には35℃台の人も珍しくありません。前述でみてきたように、低体温は、赤ちゃんに恵まれにくくなる要因の1つ。

 低温期が36.5℃未満の人は注意してください。

 まずは、生活スタイルを見直して、温かいからだになりましょう。

 適度な運動と栄養バランスのとれた温かい食事、そして、規則正しい生活が基本です。夜更かしや冷たい飲食物はできる限り控えましょう。

 毎日ストレスに囲まれていると血流が悪くなり、からだはだんだん冷えてきます。趣味などで気分転換することも大切です。

 わかってはいるけれども、仕事や家事に追われ、毎日理想的な生活を送るのは難しいという人もいると思います。

 また、体質を変えるには、ある程度の期間が必要なのも事実。でも、年齢的にそんな悠長なことは言ってられない、という方もいるのではないでしょうか。

 そんな時、東洋医学の鍼灸という方法もあります。

鍼灸で活性化

 「冷えは万病のもと」という言葉があるくらい、温かいからだ作りは鍼灸治療の基本。

 施術の様子鍼の優しい刺激は血行を促し、気持ちのいいお灸は全身を温めます。鍼灸治療は、からだを芯から温めてくれます。

 病院の不妊治療も、ミトコンドリアがエネルギーを作り出すことが前提です。成長エネルギーが十分にあるからこそ、補充するホルモンやサプリメントが手助けとなって、健康的な卵子と子宮内膜が育つのです。

 冷え性の人や寒がりの人、妊活が思うようにいかない方は、鍼灸を取り入れてみるのもいいかもしれません。

 

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