不妊と冷えの関係、「冷え」の意味と改善方法

不妊と冷えの関係、「冷え」の意味と改善方法

 よく「妊娠に冷えは大敵」といわれますが、赤ちゃんを望んでいる人は気になるところだと思います。

 東洋医学にも「冷えは万病のもと」という言葉があり不妊の原因とされていますが、ここで言う「冷え」とは、子宮が冷えるとか、体温が低い、ということだけではなく、実は、もっと深い意味を持っています。

 ここでは、不妊に関係する「冷え」の意味と、その改善方法についてお話します。

不妊に関係する「冷え」とは

 当鍼灸院でとり入れている積聚治療(しゃくじゅちりょう)にも「不妊の原因は冷えに帰着する」という基本理念があります。

 この「冷え」とは、一言で表現すると「精気の低下」です。

 精気とは「生命エネルギー」、あるいは「生命力」といいかえるとわかりやすいでしょうか。

 人は誰でも「精気≒生命エネルギー」を持って生まれてきます。産まれたばかりの赤ちゃんは精気に満ち溢れています。

 みなさんは、毎日ほんの少しずつこの精気(≒生命エネルギー)を使いながら暮らしています。歳をとるにつれて、非常にゆっくりと精気は減っていきます。

 精気(≒生命エネルギー)が減少していくと、体の機能はだんだんと衰えていきます。これが老化です。卵子も歳をとるにつれて老化します。

 積聚治療では、「精気(≒生命エネルギー)が減少して、体の機能が本来の働きをしなくなっていくこと」を「体が冷える」と言います。

 精気がある程度減少すると、生殖機能は衰え妊娠する力を失います。人にもよりますが、およそ45歳くらいです。

 これは、すべての女性に起こる「生理的な冷え」で、誰も避けては通れないものです。生理的な冷えを表したグラフ

 仮に冷えが「生理的な冷え」だけならば、そのヒトは45歳くらいまで自然妊娠が期待できるわけです。

 でも、人生では、往々にして精気(≒生命エネルギー)を余計に消耗するようなことが起こります。仕事のし過ぎや、過度のストレス、食べ過ぎや飲み過ぎなどです。特に今の女性は家庭と仕事の両立など、精神的にも肉体的にもストレスを抱えている人が増えています。

 これらがエネルギーの低下を増長させ、「生理的な冷え」とは異なる「病的な冷え」を生じます。(下図)。病的な冷えを表したグラフ

 すると、だんだんと不快な症状があらわれてきます。初めは軽い肩こりや腰痛、むくみなどの不調です。無理をしなければ、自然に治ってしまいます。

 ところが、無理が続き精気(≒生命エネルギー)をさらに消耗すると、手足の冷え、倦怠感、生理痛や生理不順、不妊などに悩まされるようになります。

 もっと「病的な冷え」が強くなると、膠原病、がん、うつ、パニック障害など現代医学でも治療が難しい病気を招くことになります。

 このように不妊などを引き起こす「精気(≒生命エネルギー)の低下」を「病的な冷え」と呼んでいます。これが、東洋医学における「冷え」で、不妊の原因になる根元的な冷えです。

 東洋医学でいう「冷え」という言葉には、「精気の低下」という深い意味があるわけです。

冷えの改善方法

 不妊の原因になる「病的な冷え」は、自分たちのちょっとした努力でも改善することができます。

 不規則な生活やストレスは余計にエネルギーを消耗して、「病的な冷え」の原因になります。しっかり睡眠をとり、適度な運動やストレッチなどを取り入れて健康的な生活をこころがけましょう。

 食事服装といった、普段の生活を見直すことも大切です。

 とはいえ、自分の努力だけでは難しかったり、ゆっくり時間をかけていられないケースもあると思います。

 そんな時、効率よく冷えを改善する方法の1つに鍼灸治療があります。鍼灸治療は、からだのツボに鍼やお灸を優しく施しながら「病的な冷え」を解消していく治療法です。病的な冷えが鍼灸で改善されるイメージを表したグラフ

 鍼灸治療は数千年の歴史と治療の積み重ねの中で、「不妊と冷えの関係」を明らかにし、治療に活かしてきました。その考え方と治療方法は、現代まで脈々と受け継がれ進歩し続けています。

 はなもも鍼灸治療院では、「気血のめぐりをよくして病的な冷えを改善し、本来の妊娠力を取り戻す」という治療を行っています。

 不妊でお悩みの方は、試しに鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。冷えを解消すれば生殖機能は高まり、きっと可愛い赤ちゃんに恵まれます。ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院にご相談ください。

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