胃酸過多の鍼灸治療
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胃酸過多の鍼灸治療

 胃酸過多とは、食べた物を消化するための胃酸が、必要以上に胃から分泌される状態を言います。胸やけ、吐き気、胃痛、食欲不振、げっぷ、口臭などの症状がみられます。ここでは、胃酸過多の対処法と当鍼灸院で行っている鍼灸治療についてお話します。

胃酸過多の対処法

 普段、胃液の分泌は、自律神経やホルモンが調節しています。ところが、ストレスなどで自律神経やホルモンのバランスが乱れると、胃酸過多になることがあります。胃酸過多にはさまざまな要因があると言われていますが、多様化が進んだ現代社会では、ストレスは大きな要因の1つといえます。

 自律神経やホルモンのバランスがくずれることでおきる胃酸過多。対処方法としては、規則正しいリズミカルな生活をおくることや、リラックスして心の安定をはかることが有効です。軽い運動で気分転換するのもよいでしょう。

 食生活はとても大切です。消化の悪いインスタント食品や肉ばかり食べる偏食はやめて、消化の良いバランスのとれた食事を心がけましょう。冷たい食べ物は控え、温かい物を摂るとよいでしょう。

 症状がひどいときは別の病気が潜んでいることもあるので、一度病院でみてもらいましょう。薬を処方してくれる病院もありますが、副作用が気になる人や、服用しても症状があまりかわらない人には、東洋医学の鍼灸治療や漢方薬があります。

 漢方薬は自然の生薬なので、西洋医学の薬と比べて、副作用の心配は少ないです。鍼灸治療は、からだのツボに鍼やお灸を施すことで、胃酸過多の症状を緩和します。副作用はほとんどありません。軽い症状なら、ツボ押し(指圧)で改善できることもあります。場所を選ばず自分で手軽にできます。試してみるといいかもしれません。

胃酸過多に効果的なツボ

 陽陵泉(ようりょうせん)というツボは、胃酸の分泌を整える作用があると言われています。

 足の外くるぶしから膝に向かって真上になで上げると、膝の下で小さな丸い骨にあたります。その前のすぐ下のくぼみに、陽陵泉があります。陽陵泉のツボの位置を説明した図

 このツボを押すと、症状が和らぐこともあります。いろいろな角度から指で押してみてください。痛みが強い所を指圧すると、胃酸の分泌を抑えられ症状が緩和されます。強く押しすぎないように気をつけて下さい。

胃酸過多の鍼灸治療

 胃酸過多で訪れる患者さんは、年々増えている気がします。長年患っていたり、逆流性食道炎を併発して、夜も辛くて眠れないという人もいます。

 はなもも鍼灸治療院では、胸やけや胃痛などの諸症状を一時的に和らげる「対症療法」ではなく、胃酸過多のない健康なからだを取り戻す「根本的な鍼灸治療」を行っています。

 当鍼灸院で取り入れている積聚治療(しゃくじゅちりょう)の基本理念に、「病の原因は冷えに帰着する」というものがあります。胃酸過多でも、他の病でも、その原因は「冷え」にあると考えています。ここでいう冷えとは、単に冷たいということだけではなく、もっと大きな意味を持っています。一言で表現すると「精気(せいき)の低下」です。

 胃酸過多もこの理念のもと、施術を行っています。根本原因(=冷え)に対して鍼灸治療を行うことで、胃酸過多からの脱却を目指します。全身に鍼灸を施し、気血のめぐりを促進して根本原因(=冷え)を解消していきます。自己治癒力が高まり、胃酸をコントロールする自律神経とホルモンのバランスが整ってきます。胃酸過多は、その人の生活習慣や仕事などの背景によって、結果があらわれにくいこともありますが、根気よく冷えを解消していくことで、体調は回復してくると考えています。

 鍼灸はストレスにも効力を発揮します。鍼灸治療を受けると、リラックス作用のあるエンドルフィンやエンケファリンなどのホルモンが分泌されることがわかっています。施術後、多くの人が「すっきりした」といいます。鍼灸の持つリラックス効果は、日頃のストレスを和らげ、からだの回復を助けてくれます。

 胃酸過多など胃の不調でお悩みの方は、ぜひ一度はなもも鍼灸治療院へご相談ください。原因を解消すれば、からだは快方に向かいます。

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