妊娠しやすいからだをつくる自然のサプリメント
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妊娠しやすいからだをつくる自然のサプリメント

妊娠しやすいからだをつくる栄養補助食品として、昨今、サプリメントが話題となっています。ビタミンDや葉酸などをはじめとする栄養素は、妊娠や胎児の発育にとってよいことがわかり、不妊に悩んでいる人の多くがサプリメントを利用するようになりました。

しかし、その一方で、妊娠に欠かせない「自然の恵み」について、知っている方は少ないのではないでしょうか。

そこで、今回は、妊娠しやすいからだをつくる自然のサプリメントについてお話しします。赤ちゃんを授かるきっかけになれば幸いです。

自然の食材は最高のサプリメント

タンパク質や鉄、ビタミンE、亜鉛、葉酸、ビタミンA、ビタミンD、カルシウムなどは、妊娠力をアップする代表的な栄養素で、これらをバランス良くとることが大切と言われています。

しかし、ここで1つ大切なことは、これらの栄養素は、現在の栄養学で「わかっている範囲内の話」ということです。妊娠のために必要な栄養成分は、まだ沢山あると考えられています。

野菜や肉、魚などの自然界の食材に含まれているミネラルやビタミンは従来から分析され、どのような機能があるのかだんだんとわかってきました。

その一方で、まだ、働きもわかっていない名前もつけられていない、未知の栄養成分が、食べ物にはたくさん含まれていることもわかっています。その数は、なんと、数百種類に及びます。

そして、この中には、妊娠に有用な成分も含まれている可能性が高いとみられています。今後の研究に期待は膨らみます。

自然の食材が持っている妊娠に必要な未知の栄養成分は、普段の食事から摂取することができますが、その食事の仕方がとても大切になってきます。食事のとり方の基本は、「食事の内容が偏らないようにする」ことです。

食材にはそれぞれ、多種多様な栄養成分が含まれています。これだけを食べていれば十分ということはなく、様々なものを食べることで、栄養は互いに補いあい満たされていきます。

自然の食材は、妊娠しやすいからだをつくる最高のサプリメントです。

ビタミンDや葉酸などわかっている栄養素をはじめ、妊娠に欠かせない未知の栄養成分も一緒にとり、赤ちゃんに恵まれやすいからだになりましょう。

太陽は妊娠に欠かせないサプリメント

自然界には食材以外にも、実は、妊娠しやすいからだをつくる要素があります。

妊娠に必要なエネルギーを作り出す仕組み

まず、わたしたちの生命活動を支えている活動エネルギーが、からだの中でどのようにして作られているかお話しします。

わたしたちのからだは、約60兆個の細胞が集まってできています。1つ1つの細胞が作り出すエネルギーによって、生命活動は支えられています。もちろん、妊娠もこのエネルギーによって支えられています。

食べ物に含まれる栄養成分や呼吸から得た酸素が、血流にのって全身の細胞に届けられ、それらを燃料として1つ1つの細胞がエネルギーを作り出しています。色々な食材を食べることの大切さは、このことからも見えてきます。

それぞれの細胞には、「ミトコンドリア系」と呼ばれる、エネルギーを作り出すシステムがあります。「ミトコンドリア系」は、細胞内のミトコンドリアという小さな器官がエネルギーをつくりだします。

細胞に運ばれてきた多種多様な栄養成分は、ミトコンドリアの内部でさらに分解され、水素が取り出されます。そして、この水素が呼吸で得た酸素と結びつく過程で、多量のエネルギーが生み出されます。

太陽光の役割

ミトコンドリアのエネルギー産生には、栄養と酸素以外に、実は、太陽光が深くかかわっています。

先程、水素が作り出されるとお話ししましたが、この水素をつくりだすときに必要になるのが、「太陽光(紫外線)」です。太陽光には、分解された栄養素から水素分子をとりだす役割があるのです。

わたしたちは、太陽の光を浴びると、体がポカポカと温まり心地良く感じます。これは、太陽光(紫外線)のはたらきで栄養素から水素分子が次々にとりだされ、ミトコンドリアのエネルギー産生が活発になるからです。

ここで1つ大切なことは、ミトコンドリアは1つの細胞に1つではなく、からだの部位によってその数は異なるということです。

たとえば、代謝が活発な脳は、多量のエネルギーを消費します。そのため、脳細胞には数百~数千個ものミトコンドリアが存在しています。

受精卵のもとになる卵子も1つの細胞です。成熟した卵子には、なんと10万個のミトコンドリアが存在すると言われています。脳細胞をはるかに上回る数です。

この膨大な数のミトコンドリアがエネルギーを作り出すことで、たった1つの受精卵が細胞分裂を繰り返し、60兆個もの細胞から成る胎児へと成長していくのです。

このように、ミトコンドリアを中心に栄養学をみた場合、日光も妊娠に欠かせないサプリメントの1つといえます。

カリウム40の役割

「カリウム40」とは、野菜や果物に含まれている「微量放射線」のことです。

放射線と聞くとビックリしますが、自然界に存在するごく微量の放射線で、地球が誕生したときから存在していると言われています。そして、妊娠のために、とても大切な役割を果していることがわかっています。

カリウム40は野菜や果物と一緒に体内にとり入れられ、細胞まで運ばれます。

カリウム40の微量放射線が細胞内でミトコンドリアにあたると、栄養素から水素が取り出されます。太陽光と同様に、エネルギーをつくる過程で、重要な役割を果しているのです。

畑でとれる野菜や果物には、栄養素に加えて、妊娠のために必要な微量放射線も含まれています。

ちなみに、カリウム40は、放射線を出して崩壊するとカルシウムに変化します。

みなさんが学生の頃に見た元素周期表では、カリウムの1つ隣がカルシウムです。カリウム40からカルシウムもつくられるので、野菜をしっかり食べていればカルシウムも一緒に補われます。

まとめ

卵子の成熟から妊娠、出産に至るまでの過程はとても複雑で奇跡的な出来事です。そして、この奇跡を支えているのは、みなさんの食べた物に含まれている栄養と太陽光です。

わたしたちは、薬も病院もないような時代から、「自然のサプリメント」を享受することで、新しい命を授かってきました。

お日様を浴び、畑でとれた新鮮な野菜や果物をしっかり食べて、妊娠しやすいからだをつくりましょう。

引用文献 森本良晴:卵子力をアップさせるライフスタイルBOOK 学研パブリッシング、安保徹:人が病気になるたった2つの原因 講談社

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