男性不妊の鍼灸治療
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男性不妊の鍼灸治療

男性不妊の現状

国内では6組に1組のカップルが不妊に悩み、約50万人がなんらかの不妊治療を受けているとされています。世界保険機構(WHO)によると、不妊の原因のほぼ半分は男性にもありますが、男性の受診率は女性に比べて少ないのが現状です。

国は2016年1月、無精子症などの男性を対象に不妊治療費の助成制度を始めました。これを受けて助成の窓口となっている都道府県と政令市、中核市の計114自治体にアンケートしたところ、「自分が原因と考えていない男性が多く、女性だけが治療を繰り返している。男性不妊症は社会に浸透していない」との声が多く寄せられました(2017年6月13日毎日新聞より)。

男性の不妊症に理解が広がらないのは、なぜでしょう?  一番の要因は「不妊の原因は女性」という思い込みから、と言われています。先述のように不妊の半分は男性にも原因があることがわかっています。正常な精子が全く見当たらな「無精子症」でも、男性の100人に1人はいると言われています。男性不妊症は、身近な問題です。「自分は違う」と信じている人や、結果が不安で、検査に二の足を踏む人も多いのかもしれません。

しかし、不妊治療の効果は高齢になるほど低くなります。妊活・不妊治療は、男女両方が協力して同時に取り組むことがとても大切です。夫婦で取り組むことで、妊娠の可能性をさらに高めることができます。

男性不妊の多くは原因不明

男性不妊の90%以上は精子をつくる機能に問題がある、造精機能障害であることがわかっています。造精機能障害とは、精子の形成や成熟ができないことです。

しかし、その約60%は、病院で検査してもなぜ精子に異常が発生しているのか、原因がわからないものです。この中には、ストレスによる自律神経の乱れから引き起こされているケースも少なくありません。

また、男性が最も歯がゆいのは性機能障害です。性機能障害は男性不妊の中では、自分でもはっきりと認識できる症状です。この中には、精神的ストレスで起こる勃起不全(ED)も多く含まれます。

男性不妊の鍼灸治療

このような、原因不明のケースや精神的ストレスが原因の男性不妊は、その人の持っている生命力を強化することで、改善がみられることが多々あります。

東洋医学には「心身一如」と言う言葉があります。心と体は一体で、相互に関係し合っていると捉えます。心が病めば、体も病気になるのです。体が病めば、心も病むのです。

東洋医学は「こころ」、つまり、感情を「喜、怒、思、憂、悲、恐、驚」の七つに分類して、七情と呼んでいます。七情の起伏(きふく)によって病は引き起こされると考えています。七情のアンバランスは、冷えを生じて五臓(肝、心、脾、肺、腎)に悪い影響を及ぼします。

例えば、怒り過ぎれば「肝」が、思い悩んでいると「脾」が、恐れていると「腎」の働きが落ちてくることになります。七情のアンバランスが体調を崩す原因となるのです。

東洋医学では、「腎は、精を蔵する」とされ、「精」とは、生命力と生殖力の根源です。「腎」の働きが盛んになれば、生命力が充実し、生殖力を生みだします。

「肝」は「血を蔵し、筋を主る」とされています。すなわち、血液のめぐりと、筋を調整する働きを持ちます。男性の陰茎は筋ですから、血液が十分にめぐれば、男性の生殖器は正常に機能するようになります。

男性の不妊治療は、このように精神面も含め、生命力を高めて生殖力を強化することを目的として行います。鍼とお灸で、ツボを優しく刺激して、腎の経絡と肝の経絡にある「気血の滞り(とどこおり)」を改善していきます(経絡とは気血の通り道です)。

たとえ男性側に不妊原因が見つからなかったとしても、鍼灸治療は男性の生殖能力を高め、最良の精子をつくる状態にしていくので、妊娠の可能性が今よりも高まります。

男性不妊で悩んでいる方、早く赤ちゃんが欲しいと願っている方、ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院へご相談ください。ご夫婦で治療に取り組めば、きっとかわいい赤ちゃんに恵まれることでしょう。

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