腰痛の鍼灸治療
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腰痛の鍼灸治療

 腰痛には、物を持ち上げた時などに起きるぎっくり腰や、脊柱管狭窄症やヘルニアのように原因のわかっている腰痛があります。一方で、病院で検査しても何の異常のみられない腰痛もあります。

 ここでは主に、原因のはっきりしない、慢性的な腰痛の鍼灸治療についてお話します。

筋肉が痛む腰痛

 腰痛に悩まされるケースは様々で、歩いたり階段の上り下りで痛くなる人、あるいは、同じ姿勢を続けていると痛くなるという人もいます。痛みのパターンも、ジーンと痛い、重だるい、痺れるように痛いなど、実に様々です。

 原因のはっきりしない慢性の腰痛は、筋肉に痛みを感じていることがほとんどです。腰の筋肉は1つではなく、腰から背中にはしる脊柱起立筋、肩の下から始まり背中から腰にかけて広がる広背筋、腰の骨から大腿骨につながる腸腰筋などいろいろな筋肉があります。臀部に痛みを感じることもあります。臀部の筋肉も1つではなく、小殿筋、中殿筋、大殿筋、梨状筋などがあります。このように、腰はたくさんの筋肉によって支えられています。

 そして、これらの筋肉に疲労が溜まってくると腰痛を感じはじめます。

腰痛が慢性化する理由

 本来、人のからだには自己治癒力が備わっていて、寝ている間に、その日の疲れは修復されていくものです。みなさんのからだは約60兆個の細胞で構成されていて、一晩で約1兆個の細胞が新しく生まれ変わっていると考えられています。古くなった細胞や傷ついた細胞が新しく生まれ変わることで、からだは修復されます。もちろん、筋肉も細胞の集まりで、日々再生されています。この細胞の再生力のことを、東洋医学では自己治癒力、あるいは自然治癒力と呼んでいます。

 通常は、もし、何かのきっかけで腰痛がおきたとしても、自己治癒力で新しい元気な細胞に再生され、いつの間にか治ってしまうものです。

 しかし、疲れがたまり自己治癒力が低下してくると、修復が追いつかなくなり、腰痛は慢性化してしまうのです。

腰痛の対処方法

 自己治癒力が低下することで慢性化する腰痛。対処方法としては、自己治癒力(細胞の再生力)を高める生活習慣が大切です。前述のように、細胞は寝ている間に活発に再生されます。しっかりと睡眠をとり、規則正しい生活を心がけましょう。

 軽いストレッチで筋肉をゆっくりと伸ばして、血流をよくするのも効果的です。血流にのって酸素と栄養が細胞に届けられ、再生が促されます。

 症状がひどいときは、内臓疾患などから腰部に痛みを感じている場合もあるので、病院でみてもらいましょう。

 痛み止め薬や湿布を処方してくれる病院もあります。でも、使い続けるのは副作用が心配、という人には東洋医学の鍼灸といった対処法もあります。からだのツボに鍼やお灸を施すことで、腰痛を緩和します。副作用はほとんどなく、からだに優しく作用します。ドラックストアなどで家庭用のお灸が売っています。症状によっては自分で改善できることもあるので、試してみてはいかがでしょうか。

腰痛に効果的なツボ

 ご家庭で手軽に使える、足三里(あしさんり)というツボがあります。向こうずねの外側で、膝の下指3本分ぐらいのところです。下図のように膝に親指おき、中指の当たるところに足三里があります。足三里の図

腰痛の鍼灸治療

 腰痛は本当に煩わしいものです。日常生活にも仕事にも支障がでることもあります。痛みでイライラする人もいるのではないでしょうか。

 はなもも鍼灸治療院では、腰痛のない健康なからだに改善する「根本的な鍼灸治療」を目指しています。一時的に痛みを和らげる対症療法ではありません。

 当院で行っている積聚治療(しゃくじゅちりょう)の基本理念に「病気の原因は、冷えに帰着する」というものがあります。腰痛であっても、他の病気であっても、その根本原因は「冷え」と考えています。ここで言う冷えとは、単に冷たいというだけではなく、もっと大きな意味があります。一言で表現すると「精気(せいき)の低下」です。

 腰痛もこの理念のもと鍼灸治療を行っています。冷え、つまり、精気(せいき)が低下することで自己治癒力は弱まり、腰痛が慢性化すると考えています。全身に鍼灸治療を施すことで、気血のめぐりを整え、根本原因である「冷え」を解消していきます。徐々に自己治癒力は高まり、腰痛が改善されていきます。

 人によっては、変化のあらわれにくい方もいますが、根気よく原因(=冷え)を取り除くことで、慢性症状は緩和されると考えています。

 腰痛でお悩みの方、ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院へご相談ください。辛い腰痛から一日でも早く解放されるよう、鍼灸治療に取り組んでいます。

 根本原因を解消すれば、からだは快方に向かいます。

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