東洋医学の「気」とは何か?

東洋医学の「気」とは何か?

 東洋医学では「気」という言葉がよく出てきます。みなさんも「気を使う」「気になる」「今日の天気は」など、日常よく使っていますね。

 私たちの生活に密接に関わっている「気」とはいったい何でしょうか?

 ここでは、みなさんが学校やテレビで聞いたことのある言葉を用いて、わかりやすくお話しします。

 「気は、からだの中を流れるエネルギー」のようなイメージをお持ちの方が、多いのではないでしょうか。

 でも、それは「気」のほんの一部分だけを説明したものにすぎません。

 「気」とはすべてを成り立たせている根源で、空も地も、自然界の物も、人の人の手で作られた物も、目に見えるものも見えないものも、「宇宙全体のあらゆるものは、気からできている」と考えています。

 人も、動物も、草木も、空気も、水も全ての物が、「気」からできているわけです。

 話が大きすぎるので、もう少し具体的にみてみましょう。

 数千年前から「気血」という言葉はありました。今でも、「気血のめぐりがいいと健康でいられる」などと、私たち鍼灸師は言ったりします。

 ここで、「血」とは「血液」のことです。これも「気」からできているわけですが、その当時でも、血液は認識できていた(目に見えていた)ので、「気血」と表現されていたのでしょう。

 「からだの中を気血がめぐる」と言う場合の「気」は、みなさんがイメージしている「エネルギー」や「それ以外のもの」を意味しています。

 「それ以外のもの」とは、例えば、リンパ液が、からだの中を流れていることが、現代ではわかっています。もちろん、これも「気」からできているのですが、実体がわかった(発見された)ので、名前がつけられたわけです。

 このように、認識できている物も、認識できていない物も、すべて、「気」からできていると考えていますが、いずれ、この「気」の正体も明かされる日がきっと訪れることでしょう。



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