更年期障害の鍼灸治療
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更年期障害の鍼灸治療

 更年期は、個人差はありますが、一般的には46歳~55歳くらい、閉経をはさんだ約10年くらいです。この時期は女性ホルモンのバランスが変わります。そのため、その影響でからだのあちこちに様々な症状があらわれることがあります。更年期を迎えた女性の約70%に、何らかの不調がみられると言われています。

 ここでは、更年期を上手に乗り切るポイントと、当鍼灸院で行っている鍼灸治療についてお話します。

更年期障害の症状

 更年期にみられる症状は実にさまざまで、「こんなものまで更年期障害?」といいたくなるものもあります。よくみられる「からだの症状」に、ホットフラッシュ(急なのぼせや発汗)をはじめ、下半身の冷え、動悸やめまい、頭痛、耳鳴り、肩こり、腰痛、疲労感、閃輝暗点(せんきあんてん)などがあります。

 また、イライラする、不安になる、憂鬱な気分になる、眠れないなどの「心の症状」もみられます。更年期は、家事や仕事、子供の進学や結婚、親の介護など、家族の問題や転機があれこれともち上がる時期です。ホルモンのアンバランスに、こうした不安や悩みなどのストレスが加わり、それが精神的症状としてあらわれることも多いようです。

 更年期障害は、からだがホルモンバランスの変化になじめば治ってしまうと言われています。けれど、症状がひどい場合は別の病気が隠れていることもあります。がまんせずに、婦人科の先生に相談しましょう。

更年期を上手に乗りきるポイント

 人のからだは、ホルモンバランスがくずれると、からだのあちこちに支障がでてくるものです。

 ただ、更年期の症状は、個人差が大きく、辛くて大変だったという人もいれば、まったく感じなかったという人もいます。マイナス思考になって症状を悪化させないように、上手に気分転換をはかりましょう。「自分のからだのことを理解して、無理をしない」、「ものごとをポジティブに考える」、「小さなことは気にしない」、「生活にリズムをつける」、「食事に気を配る」、「適度な運動をこころがける」などといったことで、症状が軽くなることもあります。更年期を上手にすごすコツは、前向きな姿勢で乗りきることです。

 それでも不快感に悩まされる人は少なくありません。最近は、ホルモン療法を中心に、更年期障害の治療を行っている病院もあります。でも、薬の副作用が心配、という人には、東洋医学の鍼灸や漢方薬といった対処方法もあります。漢方薬は、植物などの天然成分を原料にしているので、副作用が少ないのが特徴です。鍼灸は、からだのツボに鍼やお灸を施すことで、更年期の不快な症状を緩和します。副作用はほとんどなく、からだに優しく作用します。症状によっては、自分で改善できる場合もあります。ドラックストアなどで家庭用のお灸が売っています。試してみてはいかがでしょうか。

更年期障害のツボ

 更年期障害におすすめのツボは、月経痛にもよく用います。特に「三陰交(さんいんこう)」は、婦人科系のツボとして昔からとても有名です。

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月経痛のツボ

更年期障害の鍼灸治療

 はなもも鍼灸治療院では、更年期障害のない健康なからだへと体質改善する「根本治療」を目指しています。更年期の諸症状を一時的に和らげる「対症療法」ではありません。

 当鍼灸院で取り入れている積聚治療(しゃくじゅちりょう)の基本理念に、「病の原因は冷えに帰着する」というものがあります。更年期障害でも、他の病気でも、その原因の根底には「冷え」があると考えています。ここで言う「冷え」とは、温度感覚の冷えだけではなく、もっと深い意味を持っています。一言で表現すると「精気(せいき)の低下」です。

 更年期障害もこの理念のもと、鍼灸治療を行っています。根本原因(=冷え)を解消するために、気血の流れが良くなるように鍼とお灸を全身に施します。原因を取り除くことで、更年期障害を乗り越えます。自己治癒力が高まり、ホルモンバランスの変化に適応できるからだへ改善されていきます。更年期障害は個人差が大きく、変化のわかりにくい方もいますが、根気よく冷えを解消していくことで、からだ全体のコンディションが整ってくると考えています。

 原因を解消すれば、病は快方に向かいます。ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院へご相談ください。更年期を少しでも楽に乗りきれるよう、鍼灸治療に取り組んでいます。

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