慢性症状・難病

慢性症状・難病

何年も続いている肩こりや腰痛、膝痛などの慢性症状で悩まされている方がいます。また、リウマチや強皮症などの膠原病、がんやクローン病など、現代医学でも治療が難しい難病に苦しんでいる方もいます。

膠原病やがんなどの難病は、ある日突然に患うわけではありません。多くの人はそれまでに、なんらかの症状があったのではないでしょうか。軽い症状の影で病はじわじわと進み、ある日、健康診断などで発覚します。

人はなぜ病にかかり、どのようにして回復していくのでしょうか。

東洋医学でみる健康

東洋医学でみた健康なからだとは、「治癒力」がしっかりと働いているからだをいいます。わたしたちは、日々、仕事や家事、育児などでからだは疲労し、ときには、ケガをしたり病気にかかったりします。また、常に細菌やウイルスに囲まれて生活しています。

治癒力とはこれらの外敵からからだを守ったり、病気やケガ、疲労などから回復する機能のことをいいます。

この機能は24時間、365日休まずはたらいています。もちろん寝ているときもです。

その日の疲れからからだを回復させたり、傷ついた細胞を新しく生まれ変わらせたりして、ケガや病気を治しています。

ひとのからだは、およそ60兆個の細胞から成り、一晩で約1兆個の細胞が新しく生まれ変わっているといわれています。これも治癒力の1つです。細胞が新しく生まれ変わることで、わたしたちのからだは健康でいられるのです。

このような働きは、今も昔もかわることなくみなさんのからだに備わっています。東洋医学では、自己治癒力自然治癒力と呼んでいます。

病のはじまり

みなさんのからだは、寝ている間も治癒力がはたらき一日の疲れを回復したり、昼間、負担のかかった肩や腰などの組織を修復しています。

ところが、これが低下してくると、修復が追いつかなくなり、様々な症状があらわれます。例えば、仕事や家事などで肩が凝ったり、腰が重くなる人は多いと思います。この程度の症状は、通常は、一晩寝れば自然に治ってしまうものです。

でも、治癒力が低下していると回復は遅れ、慢性的な肩こりや腰痛として悩まされることになります。疲れもたまり、いつも体調がすぐれないということになります。

これは、東洋医学でいう未病(みびょう)の状態です。病院でみてもらっても何の異常もみつからないけれども体調がわるい、病気の一歩手前の状態です。

さらに、低下するとウイルスや細菌の体内への侵入を防ぎきれなくなり風邪をひいたり、健康なときにはかからない感染症などにかかったりします。

もっと低下してしまうと、膠原病や癌、クローン病や帯状疱疹後神経痛などの難病を招くことになります。これは未病から病気に進んだ状態です。

このように病は、未病からはじまり病気の状態に進んでいくと考えています。

自己治癒力はなぜ低下してしまうのか

東洋医学では、数千年も前から「冷えは万病のもと」といわれてきました。冷えは、本来、からだに備わっている回復する機能、つまり、自己治癒力を低下させてしまいます。

東洋医学における「冷え」とは、「冷え性」や「寒がり」といった温度感覚の冷えだけではありません。実はもっと大きな意味も持っていますが、ここでは一般的にわかりやすい体温の冷えを例にお話しします。

身近でわかりやすい例は、風邪です。寒いところに長時間いると、かぜをひくことがあります。これは、寒さによる冷え自己治癒力が低下したためです。

風邪ウイルスなどから身体を守っている白血球などの免疫機能(自己治癒力)は、体温が1度下がると30%低下することが、近年、科学的にも解明されました。

病を治すのは自己治癒力

かぜをひいたときは、からだをゆっくり休めて温かくしていれば、低下してしまった自己治癒力はもとに戻り、ウイルスを退治してやがて自然に治ってしまいます。途中で熱が出ることもありますが、これは、温かい環境の方がウイルスを退治しやすいからです。体温が高まると免疫機能(治癒力)は活性化されます。

また、ウイルスはに弱い性質があります。からだは体温を上げることで治癒力を高めて、早く治そうとしているのです。

ちなみに、風邪ウイルスを退治するかぜ薬は残念ながらまだありません。もしできたらノーベル賞まちがいないと言われています。

自己治癒力が一生懸命にはたらいて、ウイルスを退治することで治っているのです。

このように、からだはいつも病気を治そうとしています。

ところが、からだを休めずに無理を続けていると、重い病を招くことになります。

東洋医学に基ずく鍼灸治療

どのような病もはじめは軽い症状からです。このとき、からだを温かくして休養を十分にとれば、自然に治ってしまいます。

ところが、無理を続けていると、現代医学でも難しい難病を招くことになります。

どのような病気を患うかは、そのヒトの持って生まれた体質や生活環境などの背景によって様々です。重要なのは、治癒力の低下が病を招くということです

東洋医学は、数千年におよぶ膨大な施術の積み重ねのなかで「冷えと病の関係」を解き明かし、鍼灸治療にいかしてきました。そして、その考え方と施術方法は、現代まで脈々と受け継がれ進歩し続けています。

はなもも鍼灸治療院では、東洋医学の考えに基づき「冷えをとり、本来の自己治癒力を取り戻す」という施術を行っています。

病から回復するのは、ご自身の自己治癒力です。ぜひ一度、ご相談ください。

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