腰痛
季節の変り目になると腰が痛くなる、あるいは、年中、腰が痛いという人もいるのではないでしょうか。
様々な腰痛
腰痛には、物を持ち上げた時などに起きるぎっくり腰や、脊柱管狭窄症やヘルニアのように要因のわかっている腰痛があります。一方で、病院でみてもらっても何の異常のみられない腰痛もあります。
腰痛に悩まされるケースも様々で、歩いたり階段の上り下りで痛くなる人、あるいは、同じ姿勢を続けていると痛くなるという人もいます。痛みのパターンも、ジーンと痛い、重だるい、痺れるように痛いなど、実に様々です。
慢性的な腰痛は、筋肉に痛みを感じることがあります。腰の筋肉は1つではなく、腰から背中にはしる脊柱起立筋、肩の下から始まり背中から腰にかけて広がる広背筋、腰の骨から大腿骨につながる腸腰筋などいろいろな筋肉があります。臀部に痛みを感じることもあります。臀部の筋肉も1つではなく、小殿筋、中殿筋、大殿筋、梨状筋などがあります。このように、腰はたくさんの筋肉によって支えられています。
そして、これらの筋肉に疲労が溜まってくると腰痛を感じはじめます。
腰痛の対処方法
まず、疲労を貯めない生活習慣が大切です。しっかりと睡眠をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
古くなった筋細胞や傷ついた筋細胞は、夜、寝ている間に再生されます。就寝前に、軽いストレッチで筋肉をゆっくりと伸ばして、血流をよくするのもいいでしょう。血流にのって、酸素と栄養が筋肉の細胞に届けられます。
症状がひどいときは、内臓疾患などから腰部に痛みを感じている場合もあるので、病院でみてもらいましょう。痛み止め薬や湿布を処方してくれるところもあります。
この他に、東洋医学の鍼灸といった対処方法もあります。
鍼やお灸をからだのツボに施していきます。からだに優しく作用するので、副作用の心配はありません。ドラックストアなどで家庭用のお灸が売っています。場合によってはこれだけでも軽くなることがあるので、試してみてはいかがでしょうか。
腰痛のツボ
ご家庭で手軽に使える、足三里(あしさんり)というツボがあります。向こうずねの外側で、膝の下指3本分ぐらいのところです。下図のように膝に親指おき、中指の当たるところに足三里があります。
腰痛の鍼灸治療
腰痛は本当に煩わしいものです。日常生活や仕事に支障がでることもあります。痛みで眠れなかったり、イライラする人もいるのではないでしょうか。
はなもも鍼灸治療院では、「冷え」に着目した施術を行っています。
ただし、ここで言う冷えとは、単に冷たいということの他に、もっと大きな意味があります。一言で表現すると「精気(せいき)の低下」です。精気とは、東洋医学の言葉ですが、生命エネルギーというとわかりやすいでしょうか。
「冷え、つまり、精気(せいき)が低下すると、腰痛が慢性化する」という考え方です。
「精気(せいき)の低下=冷え」が腰痛の根本原因と捉え、根気よく施術を施します。
慢性的な腰痛は、エネルギーを補い、温かいからだを保つことが大切です。

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