着床障害
子宮の状態の良し悪しは、妊娠を大きく左右します。せっかく受精卵ができても、子宮内膜に着床できないと妊娠は不成立になります。
ここでは、着床障害の対処法などについてお話します。
着床障害の要因になるトラブル
卵子と精子は、卵管の中で出会い受精します。その後、受精卵は、卵管から子宮内に5日~7日かけてゆっくりと移動してきて、子宮内膜にもぐり込み着床します。
もし、子宮内に何らかのトラブルがあると、受精卵は着床できないことがあります。これを着床障害と言います。
子宮内のトラブル
子宮内に次のようなトラブルがある場合、着床障害を起こす可能性があるとされています。
子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、子宮奇形、子宮内膜癒着、子宮内膜が薄い、黄体機能不全、子宮内膜増殖症、子宮体がんなど。
着床障害の対処法
妊娠を最優先に考えると、子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、子宮内膜癒着、子宮内膜増殖症、子宮奇形などは、病巣が大きかったり、明らかに着床の妨げになっている場合は、病院で取り除くなどの治療を受けることが望ましいでしょう。
病院では、切除手術や掻爬(そうは)術、形成手術などを受けることができます。
まずは、着床障害の原因になっていないか、病院で診てもらいましょう。
もし、着床の妨げになっていないとわかったとしても、病巣を抱えたままでは、決して健康的なからだとは言えません。このままのからだで本当に妊娠できるのだろうかと、不安になることもあると思います。
東洋医学では、たとえ小さくてもトラブルがあるということは、いつでも妊娠できる健康なからだとは少し違う状態とみます。
たとえば、いくら着床の妨げにならないとしても、子宮筋腫があるということは、からだに少なからず問題があるから筋腫ができるわけです。どんなに小さな筋腫であっても、本来は、まったく無いことが正常なのです。
症状はからだからのサインです。
はなもも鍼灸治療院は、自己治癒力に着目した施術を行っています。
子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜ポリープは、たとえ完全に消失しなくても、小さくなるだけでも、受精卵にとっては、より着床しやすい状況になります。
子宮内膜が薄い場合や、黄体機能不全が疑われるときは、周期療法と根本療法でアシストします。
術後の人は、気血の流れが乱れやすいので気をつけましょう。
東洋医学と西洋医学、それぞれ、着床を手助けする方法があります。両面からアプローチすれば、きっと難しい着床障害も乗り越えられると考えています。

関連するページ
メニュー
症状別治療案内
ブログ一覧
住所:
〒284-0001
千葉県四街道市大日299-2
電話番号:
043-376-1535
受付時間:
9:00~12:00/14:00~18:00
休診日:
木曜日・日曜祝祭日