不妊症

不妊症

 病院では、タイミング療法や人工授精、体外受精や顕微授精など、西洋医学が得意とする治療が施され、妊娠に至る方がいます。

 一方、体外受精や顕微授精などを行っても、あるいは、不妊症の要因になっている病気を治療しても、なかなか赤ちゃんに恵まれない方がたくさんいます。また、サプリメントなど妊娠によいと言われることを色々試しても、効果があらわれない方もいます。

 この違いはいったい何なのでしょうか?

 それは、その人の自己治癒力の強さによるのです。

自己治癒力の低下が不妊を招く

 普段、わたしたちが、健康に暮らし妊娠することができるのはなぜでしょう?

 わたしたちのからだには、「病気を予防し、万が一病気になっても治癒し、そして、妊娠する」という力(機能)が備わっているからです。この力のことを、東洋医学では、「自然治癒力」、あるいは、「自己治癒力」と呼んできました。

 病気からからだを守る「免疫力」、新しい細胞に生まれ変わる「再生力」、そして、赤ちゃんを授かる「妊娠力」など、からだの健康を保ち、妊娠するために必要な力を総称して自己治癒力といいます。

 薬も病院もない時代から、新しい命を授かってこれたのは、ひとえにこの自己治癒力があったからです。

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なぜ妊娠できるのか?

 でも、自己治癒力が低下してくると、不妊症の要因になる疾患を罹ったり、妊娠力が弱まって、赤ちゃんを授かりにくい状態になってきます。

 では、なぜ、自己治癒力は低下してしまうのでしょうか?

 東洋医学には「冷えは万病のもと」という言葉があり、からだに冷えが生じると、自己治癒力はだんだんと低下してきます。つまり、不妊の根本原因は「冷え」なのです。

 妊娠力がしっかり働いているヒトは、自然に妊娠していきます。

 妊娠力の低下が軽度であれば、不足しているホルモンを補充したり、人工授精や体外受精などを受けることで、妊娠の可能性は高まります。

 しかし、冷えが強まり、妊娠力がさらに減衰してしまうと、いくらホルモンを補充しても、健康な卵子がつくられなかったり、子宮内膜がふかふかに育たなかったりします。体外授精や顕微授精を行っても受精卵が着床できないこともあります。

 なぜなら、ホルモン療法や体外受精などは、妊娠の成立を補助するものであって、不妊の根本原因(=冷え)を解消し、妊娠力を回復するものではないからです。

 ホルモン治療は、不足しているホルモンを薬で補充します。しかし、健康な卵子が作られ、子宮内膜がふかふかに育ち、受精卵が着床して妊娠が成立するか否かは、そのヒトの力、つまり妊娠力にかかっています。

 体外受精も、体外で卵子と精子を受精させ、受精卵(胞胚)を子宮に戻します。しかし、その先、受精卵が着床し妊娠が成立するか否かは、そのヒトの妊娠力にかかっているのです。

 このように、ホルモン治療や体外受精などの不妊治療は、妊娠のプロセスの一部分を人の手で補助する医療です。もちろん、妊娠の可能性を高めてくれる素晴らしい医療です。

 しかし、肝心の妊娠力が低下してしまっては、医療の助けがあっても、妊娠の成立は難しいことがあります。

 また、不妊症を招く病気の治療も同様です。免疫力が低下していると、病気から上手に回復することは困難です。

 たとえ、抗生剤でクラミジア菌を退治しても、子宮や卵管に癒着(ゆちゃく)などの後遺症が残ってしまうことがあります。子宮筋腫やチョコレート嚢腫などの手術を受けても再発してしまうこともあります。

 妊娠は、その人の自己治癒力(妊娠力や免疫力など)の強さにかかっているのです。

不妊症の鍼灸治療

 鍼灸治療には様々な流派があり、治療方法はそれぞれ異なります。当鍼灸院で行っている、東洋医学に基づく積聚治療(しゃくじゅちりょう)は、「不妊の原因は冷えに帰着する」という理念のもと、治療を施します。

 一時しのぎの対症療法ではなく、原因を取り除く根本治療を目指しています。

 鍼とお灸で、気血のめぐりを良くして「冷え」をとり、低下してしまった自己治癒力(妊娠力など)の回復を促します。

 全身に新鮮な血液が行きわたり、本来の妊娠力が戻ってきます。

 卵巣や精巣には、血流にのって十分な酸素と栄養が届けられ、新しい元気な細胞に生まれ変わります。卵胞は成熟して質のよい卵子が育ち、精巣では運動性の高い元気な精子がつくられます。子宮内膜はふかふかベッドのような厚さとやわらかさが保たれ、受精卵(胞胚)が着床しやすい環境が整います。

 卵巣年齢(妊娠しやすさ)の若返りにもよい効果が期待できます。最近の研究で、実年齢よりも卵巣年齢が若いヒトがいることもわかっています。このような方たちは、妊娠力が強くしっかりと働いていると考えられます。

 また、チョコレート嚢腫など妊娠を妨げている疾患がある人も、免疫力の向上によって、妊娠の可能性は高まります。実際に鍼灸治療を行っていると、症状が改善し、妊娠していく方も珍しくありません。

 東洋医学に基づく鍼灸治療は、不妊症の根本原因(=冷え)をとり、妊娠力をはじめとする自己治癒力を高める医術です。

 自己治癒力が回復すれば、病院で施されるホルモン療法や体外受精などの効果は大いに発揮され、妊娠の可能性はさらに高まります。

 妊娠を妨げている病気や不育症に悩まされている方など、赤ちゃんを授かりたいと願う人が鍼灸院をおとずれ、多くの方が自己治癒力(妊娠力など)を回復することで妊娠されていきます。 

 はなもも鍼灸治療院では、「不妊症の根本原因(=冷え)を解消して、妊娠を導く」という根本治療を行っています。

 なかなか赤ちゃんに恵まれないとお悩みの方、年齢的なリミットが迫っている方、ぜひ一度はなもも鍼灸治療院へご相談ください。

引用文献:続・積聚治療 医道の日本社、赤ちゃんが欲しい人の本 西東社、妊娠と出産 成美堂出版

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