妊娠中の便秘・下痢

妊娠中の便秘・下痢

 妊娠すると便秘しやすくなる人や、反対に、下痢に悩む人がいます。中には、便秘と下痢を繰り返す妊婦さんもいます。

 ここでは、妊婦さんの便秘・下痢の原因と、当院で行っている鍼灸治療について紹介します。

妊婦さんの便秘・下痢の原因

 西洋医学と東洋医学の両面から原因をお話します。

西洋医学に基づく原因

 妊娠するとからだの中では、プロゲステロンというホルモンがたくさん分泌されるようになります。

 このホルモンには、赤ちゃんの成長に合わせて子宮が大きくなれるように、子宮の平滑筋をゆるめる働きがあります。同時に、消化器の平滑筋もゆるめるため、腸の動きが鈍くなって、便秘になりやすくなるとされています。

 また、子宮が大きくなってくると、周りの腸を圧迫するために便秘になると考えられています。

 一方、下痢の原因は、はっきりとしていませんが、妊娠によるホルモンバランスの変動などの影響ではないかと推測されています。

東洋医学に基づく原因

 西洋医学では、ホルモンバランスの変化などが便秘や下痢の原因と考えられていますが、東洋医学では少し異なる視点からみています。

 ホルモンバランスが変動したり、子宮が大きくなることは、妊娠すれば誰のからだにも一様に起こることですが、妊婦さんが全員、便秘や下痢に悩まされるわけではありません。そこで、根本的な原因が他にあると考えています。

 東洋医学では、便は、「熱の塊」と捉えています。

 もし、お腹が冷えると、からだは、これ以上冷やさないように、熱の塊(便)をとどめておこうとします。冷えは、赤ちゃんの発育にとって大敵だからです。お母さんは、大切な赤ちゃんを冷えから守ろうとして、便秘になりやすくなるわけです。

 一方、下痢は、「水分をからだの外に出す」と捉えます。

 水分には、体温を吸収する作用があります。暑い季節は、上がった体温を下げるために、からだは、水分(尿)を体内にとどめようとします。夏になると、トイレの回数が減りますね。逆に、寒い季節は、体温を下げないように、水分(尿)を排泄しようとします。

 同様に、妊婦さんはからだが冷えると、これ以上冷やさないように、一生懸命、水分を排出しようとして下痢になりやすくなるわけです。

 便秘と下痢は、症状としては真逆ですが、根本的な原因はどちらも冷えです。原因が一緒なので、便秘と下痢を繰り返す妊婦さんがいることも頷けます。

 どちらの症状があらわれるか、あるいは、両方あらわれるかは、その人の持って生まれた体質や生活習慣によってさまざまです。

妊婦さんの便秘・下痢の鍼灸治療

 東洋医学的にみると、便秘下痢も、冷えから赤ちゃんを守ろうとする、ごく自然な生理的反応です。ただし、下痢がひどくて、食中毒などが疑われる場合は、早めに病院を受診しましょう。

 はなもも鍼灸治療院では、「根本原因(冷え)を治療して、便秘や下痢の悩みを解消する」という鍼灸治療を行っています。

 一時的に症状を和らげる対症療法とは異なる、根本治療を目指しています。

 妊婦さんは比較的暑がりなので、冷えに気づいていない人が多いですが、知らず知らずのうちに冷えています。お灸を施すとみなさん気持ちがいいと言います。からだの芯からじんわりと温まります。

 便秘や下痢に悩まされている妊婦さん、ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院にご相談ください。

card当院では、千葉県の「子育て応援!チーパス」カードをご利用いただけます。 カード提示で、施術料を500円引きさせていただきます。
ぜひご活用ください。
はなもも鍼灸治療院は、千葉県の「子育て応援! チーパス事業」に協賛しています。

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