産前産後の腱鞘炎

産前産後の腱鞘炎

 妊娠中や産後に、よく手首や指の痛みを訴えて来院される方がいます。その多くは、腱鞘炎(けんしょうえん)から起こる痛みです。

 ここでは、腱鞘炎に悩まされている妊婦さんと育児中のお母さんのために、当院で行っている鍼灸治療について紹介します。

産前産後の腱鞘炎とは

 腱鞘とは、筋肉から繋がるひも状の「腱」の通り道です。通常は、関節や筋肉の動きに連動して、腱鞘の中を腱が滑らかに動きます。

 腱鞘は、手首や指などにあります。手を酷使したり、何らかの理由で腱鞘が狭くなると、腱鞘と腱がすれて炎症が起きることがあります。これが腱鞘炎です。

 出産後、赤ちゃんのお世話で急に手を使う機会が増えて、腱鞘炎を起こす方がいます。抱っこや沐浴では、首がすわっていない赤ちゃんの頭を支えるため、お母さんの手に大きな負荷がかかります。

 また、妊娠中や出産後は、ホルモンバランスが大きく変わり、その影響で、腱鞘が狭くなるために起きるという説もあります。

東洋医学でみる腱鞘炎の病態

 西洋医学では、手の使い過ぎやホルモンバランスが、主な原因と考えていますが、東洋医学では少し異なる視点から原因を考えます。

 妊娠・出産すれば、どなたのからだにもホルモンバランスの変化は起こります。育児で手を使う機会も、皆さん一様に増えてきます。でも、全員が腱鞘炎になるわけではありません。なぜでしょうか。

 それは、手の使い過ぎやホルモンバランスは、腱鞘炎を起こす要因(きっかけ)であって、根本的な原因は他にあるからです。

 では、根本原因を見ていきましょう。

 本来、人のからだには、自分自身で病んだところを治す機能や、ホルモンバランスの変化に適応する機能が備わっています。

 東洋医学では、この機能(力)のことを「自然治癒力」とか「自己治癒力」と呼びます。

 普段は自己治癒力が働くことで、赤ちゃんのお世話で疲労した腱鞘は回復し、また、妊娠や出産にともなうホルモンの急激な変化にも適応できているわけです。

 ところが、自己治癒力が低下してしまうと、使い過ぎた腱鞘はいつまでも回復せず、やがて腱鞘炎を招くことになります。また、ホルモンの変化にも適応できなくなり、その影響が腱鞘に及ぶことになります。

 このように東洋医学では、自己治癒力の低下が腱鞘炎を招くと考えます。

腱鞘炎の鍼灸治療

 当院で取り入れている積聚治療(しゃくじゅちりょう)の基本理念に「病の原因は冷えに帰着する」というものがあります。「冷えが生じると自己治癒力が低下してしまい腱鞘炎になる」という考え方です。東洋医学には「冷えは万病のもと」という言葉もあります。

 妊娠・出産はお母さんのからだに大きな負担がかかります。妊娠すると、お母さんに蓄えられていたエネルギーは、お腹の赤ちゃんの発育に使われます。出産では、出血や精気の消耗によって、からだに冷えが生じます。出産直後に寒い思いをされた方も多いのではないでしょうか。

 十分な休養をとれば冷えはやがて解消されますが、無理を続けると自己治癒力はだんだんと低下してきます。

 「いろいろなところで診てもらったけれども、なかなか良くならない」と悩んでいる方がいらっしゃいます。それは、からだの芯の「冷え」をとる、根本治療を行っていないためと考えられます。

 当院では、鍼とお灸で気血の流れを良くして、熱を補うことで、からだの芯の冷えを解消していきます。冷え性の方はもちろん、そうでない方もお灸を施すととても気持ちが良いと言います。からだの芯が冷えているため、お灸を心地良く感じるのです。

 腱鞘炎に悩まされている方のお身体は、ご自身が思っている以上に冷えています。

 はなもも鍼灸治療院では「冷えを解消し、自己治癒力を高めて、腱鞘炎を解消する」という根本治療を行っています。

 腱鞘炎で辛い思いをされている方は、ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院にご相談ください。

card当院では、千葉県の「子育て応援!チーパス」カードをご利用いただけます。 カード提示で、施術料を500円引きさせていただきます。
ぜひご活用ください。
はなもも鍼灸治療院は、千葉県の「子育て応援! チーパス事業」に協賛しています。

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